ひぐらしのなく頃に解 目明し編

とりあえずネタバレ防止。























これくらい離しておけばいいかな?


キーポイントは魅音←→詩音の入れ替わり。しかも鬼の刺青があるのが魅音、という餌にまんまと釣られました。まさか決定的な入れ替わりを幼少の頃に経ていたとは!!! 綿流し編での魅音だと思っていたのは実は詩音で、詩音は詩音で。でも幼少の入れ替わりを経ていたので、鬼を背中にもつ魅音が本当は詩音で、背中に鬼のない詩音こそが本当は魅音だった、と……ああもう、ややっこしい!!!
のっけの演出から、無印とはなにか一線を隔したような感じはしていましたが。何よりもキャラクター出演によるご苦労さん会がないことで、無印との違いを思い知らされた。なぜ、キャラクター総出演の振り返りを展開させなかったんだろう?あまりに凄惨なシナリオで学芸会気分を演出するのに抵抗があったのだろうか。
とにかく読者(プレーヤー?)に対してのストーリーへの引きずり込み方が凄まじい。特にエンドロールのあとにほんの少しだけ「みんなが」「救われた」「幻の」「幸せな」日常を描いたり。追加Tipsでは理解者が現れたり(大石のことね)。忌み嫌っていた鬼婆さえも実は……なんて。本当に、救われない。