読書中「頭がいい人、悪い人の話し方」
- 作者: 樋口裕一
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/07/02
- メディア: 新書
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上段は他人への対策。下段は自分への戒め。
- 1.道徳的な説教
- 口先だけあわせておけ。
- 物事は道徳で動いているわけではないのだから、行動・生き方により関心を持ちましょう。
- 2.虎の威を借る狐
- 「では、あなたはどうなのですか?」
- 自分の意見こそ意味がある、と自覚しましょう。
- 3.価値観について
- 「あなた以外の価値観があるのですよ」とアピール。
- 人はその人自身の価値観で動いていることを理解しましょう。
- 4.根拠のない決め付け
- 言葉を受けて、それをこちらからさらに詳しく掘り下げてみる。
- 行動・現象の根拠について分析する癖を持ちましょう。
- 5.批判だけの人物
- (可能ならば)改善点を聞き出してみる。
- 「確かに」を口癖にして相手を認める。その上で(対案などを混ぜつつ)批判しましょう。
- 6.少ない情報での決め付け
- 大失敗につなげないためにも真に受けるのは控えること。
- (知るべき情報は多く)世の中は複雑であることを理解しましょう。
- 7.抽象的または難解な発言
- 理解しやすい言葉まで分解するよう要求しよう。(それが出来ないのなら、その発言に価値は無い)
- 分かりやすい説明をする事こそが、最良であると常々意識しましょう。
- 8.会話での矛盾
- 相手が自発的に矛盾に気付くように仕向ける。「この場合は?」と聞けば一発。
- 常に自分の発言内容を意識しましょう。もし矛盾発生したならば、認めて訂正しましょう。
- 9.知ったかぶり
- 受け流しましょう。
- 実は聞き手の方が自分よりも事情通かも知れない、とみなしましょう。