じょえるおんそふとうぇあ

読了しました。

Joel on Software

Joel on Software

最初に言ってしまうとこの本、「プログラマが読むべき10冊の本」のようなリストの中に名前が挙げられるべき物であることは間違いありません。
おおよそこれ一冊でソフトウェア開発者としての有り様とかマネージングなど諸々のピースが手に入ったような感じになれます。少なくともソフトウェア開発者としてのレベルが上がります。必ず。俺は間違いなく1レベル向上しました。


とまあ、こんな事を書くよりも「論より証拠」。ハッピーなことに日本語に翻訳されたサイトが(ずっと以前から)存在します。
http://japanese.joelonsoftware.com/index.html
この中の話を読んで面白いと思った人なら、絶対「買い」の本です、絶対。


んで、以下ピックアップ気味の個人感想。
SimCityWindows95のつながりの話では、冗談抜きにひっくり返るかと思った。
だって普通ありえないだろう。OSが個々のアプリケーションに合わせるなんて。そんなのどう考えたって、それぞれの存在の意味からしても間違っている。
でもMicrosoftサイドはそれをやってのけ、そしてどうなったかは今のMicrosoftを見れば分かる。つまりそれは、今となっては疑いようも無いほど正しいことだったのだ、と。
(この話については上記サイトの「ストラテジーレターⅡ:鶏と卵の問題」にて読むことが出来ます。)