本田透イズムには同調できなかったよ。

アストロ!乙女塾! (集英社スーパーダッシュ文庫)

アストロ!乙女塾! (集英社スーパーダッシュ文庫)

なんじゃこりゃ

電撃文庫で一番ぶ厚い本を書いているだろうと思われる某人の新刊(上下2冊)を手に取った際に、ふと目に付いた本がこれだった。(本田透?ああ、確か「電波男」の作者…ふーん)
ひとまず、あらすじチェック。
オタク少年、女子校に入学。はいぃぃ?
ツンデレちょっと…
ぱふぱふ!?!?おまい、それは(汗
いつの間にか手の中の本は3冊に増えていた。思えば、これが最大の間違いだったかも…

再び、なんじゃこりゃーーー

…え?(本文読み始めていきなりの疑問発動)
文章が上と下で切れています。2、2段組!!
文庫本サイズの小説で2段組って、未だかつて存在したんでしょうか?

なんじゃぁー、こりゃぁあぁぁぁぁぁあぁ

松田勇作もびっくりです。(嘘です)
いきなり文章の途中で、スペースを確保してコラムのように解説が入ってます。
ホントーにコレはライトノベルなのでしょうか?

結局なんだったんだ、これは?

結論、オタク系シチュエーションのごった煮。ストーリー破天荒&ぶっとび独りよがり。ご都合主義ですらない。
なんか2巻目が出るそうですが、正直ついてはいけない…
【+α】
ストーリーを楽しむべきライトノベルとしては下の下だけれど、差し込みの解説では語り口が結構クルものがあった。評論の領域では面白い?のかな?今度「電波男」いってみるか?