拝啓スピルバーグ様。

(中略)

  • おお(ちょっとビビり入る)、これがスピルバーグ流「いくすたーみねいしょん」ですか。かなーり、理不尽入っててよろしいですな。人類の無力感たっぷり。ひとがごみのようだー!!!
  • おう、壁一枚隔ててXXの魔の手が主人公にー(ドキドキ)。志村、うしろうしろー。
  • おや、いよいよ謎解きですか(ワクワク)。成る程、ここから主人公や人類が頑張っちゃう訳ですな。さー盛り上がってまいりましたって、あれれ。え、あれ、その、お・終わり?!?!?!
  • (゜Д゜)ハァ?
  • ひょっとして製作後半で力尽きたのでしょうか?いいんですか?こんなオチでよろしいんでしょうか?
  • 仕方ないですよね、すぴるばーぐ先生。わかります。後ろにスターウォーズが控えていますものね。話題をもっていかれてしまいますものね。オチに手を抜いてしまうのも分かりますとも、ええ。
  • …んなわけないって。オチなしじゃ、よろしくないですってば。


まあ、なんというか「インディペンデンス・デイ」みたいなものを期待して損をした、という話です。「日本沈没」とか「タワーリングインフェルノ」みたいな系統にSF色を付けたパニック映画でした。

  • (他のサイトの評価を見て追記)
  • わりかし「良い」意見が多いみたいです。原作に忠実だとか。でもそれならそれでもっと他の見せようがあったのではないかと。あの肩透かしな終わり方では、お客さんの序盤・中盤・終盤とひっぱってきた気持ちすら、カクっとへし折ってしまうのではないかと思った訳ですよ。
  • まあ、ディザスター(厄災)を目の前にして、それをガンガン克服していってしまう主人公の方が本当は不自然なんですが。シビアな事態にただただ翻弄され続けていく有様を一個人の主観からずっと描いていく、というのはすごい表現なのかも。